背徳の涙
第2章 高まる想い
リビングにおりると
ママがもう出かける用意をしていた。
マ)じゃあ行ってくるわね!
火曜日には戻るから。
◇)あ…出張だっけ?
マ)そう。家のことよろしくね!
◇)はーい。行ってらっしゃい。
そっか…ママまたいないんだ…。
じゃあ…
今日と明日はお兄ちゃんと二人っきり…。
朝ご飯を食べ終わると
お兄ちゃんは出かけちゃった。
何時に帰ってくるのかな。
私も買物に出かけて
18時過ぎに帰って来ると
台所からいい匂いがした。
ガチャ。
臣)お、お帰り。
◇)ただいまぁ…
え、お兄ちゃんご飯作ってくれてるの?
臣)うん。食うしょ?
◇)食べるー!!♡♡
臣)はははw
手洗ってこいw
◇)はーい!!
私は手を洗ってきて
すぐにキッチンに行って
後ろからお兄ちゃんに抱きついた。
◇)お兄ちゃんありがとう♡♡
臣)優しい兄ちゃんで
良かったなー?w
◇)うんっ♡♡
お兄ちゃんのご飯美味しいから
大好き♡♡
臣)はははw
あ…っ
お兄ちゃんから香水の匂いがした。
お兄ちゃんのじゃない。
この間の女の人のでもない。
◇)お兄ちゃん、今日何してたの?
臣)遊んでた。
◇)誰…と?
臣)んーー、友達?
◇)…ふーん。
絶対女の人だ。
また…Hしたのかな…。
胸が…ぎゅって締め付けられた。
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