背徳の涙
第2章 高まる想い
チュンチュン。チュンチュン。
窓から差し込む朝陽が眩しくて
私は目を覚ました。
でも…今日は日曜日だから
まだ寝てたい。
お兄ちゃんに抱きついたまま目を閉じると
お兄ちゃんの手がパジャマの中に入ってきた。
え!!??
臣)ん…
◇)え、え…///
臣)ん〜〜…、○○?
お兄ちゃんが知らない人の名前を呼んだ。
手がそのままやわやわと
私の胸を揉みはじめる。
◇)んっ…///
臣)おは…よ…
きもち……、ね、シよ?
◇)え…っ///
お兄ちゃんが寝ぼけてる!!
もう片方の手が
下へと伸びてきた。
◇)あっ…、や…///
首筋にキスをされる。
このまま…気付かないフリしてたら…
お兄ちゃん…抱いてくれるのかな…
そんな悪い考えが頭をよぎる。
臣)ね…もっと声出して…
◇)え…え…っ
下着の上から秘部をなぞられた。
◇)やぁぁっ///
臣)えっ…
◇)……っ//
臣)わっ!!!!
お兄ちゃんが飛び起きた。
臣)え、え!!!
おわ!!嘘!!ごめん!!
◇)……//
臣)え…俺…何して…
間違えた!!マジごめん!!
慌てて必死で謝ってる。
臣)うわ…マジでバカ…
ほんっとごめん。
◇)…うん…//
臣)何してんだよ俺…
◇)…。
臣)ほんとに間違えた。
誰と…?
臣)ほんとごめん!!
◇)…うん…。
臣)つーかダメだ…
お前もう入ってくんな。
◇)え…っ
臣)寝ぼけてたら俺危ない。
もう一緒に寝んのダメ。
◇)えっ…やだっ
臣)やだじゃない!
もう今日で終わり!!
あ〜〜焦ったぁーーー
そう言って部屋を出ていくお兄ちゃん。
私は自分の部屋に戻った。
さっきお兄ちゃんに触られたところが…アツい…
びっくりしたけど…
お兄ちゃんの手…
お兄ちゃんの声…
すごくエッチだった…///
「シよ」って…言われた…///
「もっと声出して」って…///
どうしよう…
私…絶対濡れてる…
そっと下着に手を伸ばしてみた。
じわ…
あ…やっぱり。
好きな人にあんな事言われて
あんな風に触られたら…
我慢できないよ…///
どうしよう…
心も身体も…お兄ちゃんが欲しいって言ってる。
欲しくて欲しくて仕方ないって…
好きすぎておかしくなりそう…
誰か…助けて…
苦しいよ。
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