背徳の涙
第1章 大好きなお兄ちゃん
臣)よっし、じゃあ晩飯作るー?
◇)えっ…
臣)なんだよ。
◇)私作るよっ
臣)一緒に作ろーよ。
◇)…うん!!
わーーい♡♡
私は嬉しくてお兄ちゃんに抱きついた。
二人でいられる時間が幸せ。
お兄ちゃんを一人占めできる
この時間だけが…
一緒にご飯を作って
二人で食べて
その後はずーっとお兄ちゃんにくっついて
映画を見てた。
臣)おい。
◇)んー…
臣)お前もう眠いんだろ?
◇)んっ…
臣)もう寝ろ。
◇)やぁだぁ…
ぎゅーーー
臣)ほら、部屋行けって。
◇)やだぁっ
臣)わーがまま。
◇)じゃあ抱っこしてぇ。
臣)はぁ?
◇)抱っこして連れてって♡♡
臣)ったく…
ガチャッ
マ)ただいまーー
臣)お、お帰りー
おつかれさん。
マ)あら。まーた◇はお兄ちゃんに甘えて。
◇)お帰りなさい。
臣)ほんとこいつどうにかしてw
マ)広臣が甘やかすからよー?w
臣)まぁ…可愛いし。
マ)兄バカw
◇)あ、ママ、ご飯用意するね?
マ)あ、ありがとう♡♡
私はキッチンでご飯の用意をしながら
お兄ちゃんの言葉が嬉しくて仕方なかった。
「可愛いし」って…言ってくれた///
いつも可愛がってくれてるのは
わかってるけど…でもやっぱり嬉しい。
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