背徳の涙
背徳の涙
完結
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発行者:新菜
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2015/09/20
最終更新日:---

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背徳の涙 第1章 大好きなお兄ちゃん
私の好きな人はお兄ちゃん。
小さい頃からずっとずっと大好きで
お兄ちゃんしか見てなかった。

本当にお兄ちゃんっ子だねって
よく言われるけど…
そんなんじゃない。

私は本気でお兄ちゃんに恋してるの。


マ)よーし、朝ご飯できた!
  ◇、お兄ちゃん起こしてきて〜
◇)はーい!!


コンコン。


◇)お兄ちゃん?入るよー?
臣)Zzz…
◇)まだ寝てる。
  お兄ちゃん、起きて〜〜


綺麗な寝顔だなぁ…
キス…したくなっちゃう…


◇)お兄ちゃん、起きてっ!!


ばふっっ!!


臣)んあ〜〜〜〜
  重い重いw
◇)だってお兄ちゃん
  全然起きないんだもんっ
臣)ねみぃ…
◇)えーい♡


私はベッドにもぐりこんで
思いきりお兄ちゃんに抱きついた。


臣)出ーた、甘えっこ。
◇)えへへ♡
  ぎゅーーー♡♡
臣)くすぐってぇってw
◇)もっとぎゅってしてぇ♡
臣)はーいはいw
  ぎゅーーーww
◇)きゃはは♡
臣)よっし、起きっかな〜〜


お兄ちゃんが起きて顔を洗いに行くのを
後ろからついていく。


◇)お兄ちゃん…
臣)おわっ!!


後ろからぎゅってすると
お兄ちゃんがびっくりして
水をこぼした。


臣)なーんなのお前はw


優しく笑って
頭を撫でてくれる。

お兄ちゃんは小さい時から
ずっと私を可愛がってくれてる。
ワガママもきいてくれるし
いつも優しい。

でもそれはあくまでお兄ちゃんとして…


マ)あ、起きてきた起きてきた
  おはよ〜〜
臣)おはよーー
マ)今日私仕事で遅くなるから
  ◇、晩ご飯お願いしてもいい?
◇)わかったよーー



パパは単身赴任で月に一回しか帰ってこない。

ママも働いてるから
仕事が遅くなる時は
いつもお兄ちゃんと二人でご飯を食べてた。

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