外せない視線
第7章 【臣】前半
コンビニでジュースを買ってお店を出ると
店員さんが追いかけてきた。
男)すみません!待ってください!
❀)え??
男)あの…俺…
いつも気になってて…
好きなんです!!
❀)えっ!!
男)もし良かったら…
付き合ってもらえませんか?
❀)えっ…////
わ、わ、どうしよう///
❀)あの…ごめんなさい。
男)え…?
❀)あたし…彼氏がいるんです。
男)あ…
❀)…。
男)そうなんですか…。
❀)はい…。
男)…。
❀)でも…気持ちはすごく嬉しいです。
ありがとうございます//
男)…。
❀)それじゃあ…ごめんなさい。
失礼します。
そのまま頭を下げて角を曲がると
臣にバッタリ会った。
❀)わっ!!
臣)…。
❀)臣…どうしたの?
臣)何が?
❀)ジュース買ったよ?
臣)うん。
❀)??
臣)迎えに来た。
❀)えっ///
家すぐそこなのに…
❀)あたしに早く会いたかったってことー?
臣)はぁ?
❀)えへへ//
臣)…。
あたしは嬉しくて臣の腕にくっついた。
臣は…
なんか不機嫌そうな顔してる…?
❀)臣…?
臣)んー。
❀)好き//
臣)知ってるし。
❀)えへへ//
それから臣の家に着いて
あたしが洗面所で手を洗ってると
臣が後ろからぎゅってしてきた。
❀)どうしたの?//
臣)はー?別にー。
❀)……//
それからあたしがキッチンで
飲み物を用意してると
臣が隣に来た。
❀)??
臣)氷いる?
❀)ううん。
臣)そ。
いつもならソファーで待ってるのに…
どうしたんだろ…
あたしが臣をじっと見つめると
後頭部をおさえて
おでこにチュッてされた。
❀)〜〜〜/////
臣)なんか観るー?
しれっとソファーに戻る臣。
もう!何なのー?!///
ソファーに座った臣の前に座ると
後ろから抱き上げられて
ぎゅってされた。
❀)な、臣??///
臣)んーー?
❀)今日…なんか変っ//
臣)なにがー?
❀)何がって…//
いつもあたしが甘えても
全然相手にしてくれないのに…
❀)映画…観るんでしょ?
臣)うん…。
❀)……//
臣が後ろからぎゅってしたまま
離してくれない//
臣)お前さ…
❀)え?
臣)俺以外の奴に…
好きとか言われて嬉しいの?
❀)え???
臣)…。
え!!!
もしかして…
さっきの…臣見てたの!??
❀)えっと…
臣)嬉しいの?
❀)うん。
臣)は?なんで?
❀)え…だって…
好きになってもらったら
嬉しくない?
臣)……。
臣の腕の力が強まった。
❀)でも…好きなのは
臣だけだよ?
臣)……。
顔が見えないから
臣の腕をほどいて振り向くと
臣がすごく拗ねた顔をしてた。
何これ!!////
え、え、ヤキモチ?!!
どうしよう…可愛すぎてキュンとする////
❀)臣…
臣)…。
❀)…臣……
臣)うるさい。
ぎゅっ。
❀)え…///
臣)お前は黙って
俺だけ見てろよっ
❀)……///
どうしよう…っ
こんな臣初めてかも…
キュンキュンが止まらないよぉ///
❀)臣だけ見てるよ?
臣)…。
❀)chu///
臣)……//
❀)えへへ///
臣がなんだか可愛くて
思わず何度もキスをした。
するといきなり抱き上げられて
ベッドに連れて行かれた。
❀)わっ///
ドサッ
❀)臣…//
何も言わずにTシャツを脱ぐ臣。
目が…
もうスイッチ入ってる///
❀)臣…、あっ//
んっ…んん…っ///
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