父さんも母さんもアイシテル
第1章 父さんの想い
「ああっ!良介!…やめて…!やめてぇ!!」
母さんが体をよじった。僕はその体を離すまいと、体をつないだまま、母さんの上にかぶさる。
「母さん…まだ…だめだよ…離さないで…」
「良介…良介…だめ…母さん…もうだめ…」
「いやだ…離したら嫌だ…母さん…っ!!」
僕は体を反らせた。…母さんに僕からほとばしったものを吸い取られていく。
「ああ…良介…」
母さんのひだが痙攣している。それが更に僕に快感を覚えさせる。
「母…さん…っ…あっ…あっ…」
「良介…」
母さんの体から力が抜けた。僕も母さんの体の上で力を抜き、息を弾ませた。
母さんの胸も上下している。
心臓の音が激しかった。
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