父さんも母さんもアイシテル
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発行者:如月玲
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2010/11/06
最終更新日:---

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父さんも母さんもアイシテル 第5章 (閑話休題)警察官「沢辺」と弁護士「山添」の特別な関係
……

山添と沢辺はシャワーを浴び、一緒に髪を乾かしていた。
ベッドでの、濃厚な情事の後である。

「飯さ…」

沢辺が言うと、鏡越しに山添がえっ?と聞き返して来た。2本のドライヤーの音で聞こえないのだ。沢辺が笑いながら、ドライヤーを切って言った。

「飯、外で食おうぜ。」

山添もドライヤーを切り、髪を整えながら言った。

「どっかいいとこあんの?」
「うん。最近見つけた定食屋なんだけど、オシャレな感じでさ、女の子の方が客多いの。」
「そりゃいいねぇ…」

山添と沢辺は基本的に男色(ゲイ)ではない。自分でやるより気持ちいいから、お互い手伝いあっているだけのことだ。だから、体を結ぶことはしない。2人とも彼女をつくらないのは、口説くのが面倒だからだ。

……

電車を降りた時、山添が沢辺に言った。

「ここお前の署の近くじゃないか。」
「うん。」
「お前、署の近くの定食屋で女の子へらへら見てんのかよ。」
「まぁ、来なって…」

沢辺は嬉しそうに歩いている。
こざっぱりとしたライトブルーを基調とした店のドアに手をかけた。

「いらっしゃいませ!」

聞いたような声がした。

「えっ!?良介君?」

山添が思わず声を上げた。

「山添先生!」

店と同じ色のエプロンをつけた良介が嬉しそうに言った。

「前に約束した通り連れて来たよ。」

沢辺がそう言うと、良介が頭を下げた。

「そういうことか…」

山添と沢辺は良介が引いた椅子に座った。

「確かに女子が多いな。」

山添が見渡しながら言った。
突然のハンサムな男性2人の登場に、思わず見ていた女性達は慌てて目を背けた。

「あ…先生はタバコお吸いになります?」
「大丈夫、俺と一緒で山添も吸わないから。」

その沢辺の言葉に、近くでタバコを吸っていた女性が慌ててタバコの火を消した。

「今日の日替わりは?」
「チキンのトマトソースソテーです。」
「いいねぇ…。じゃそれ。」
「俺も」
「何かお飲みものは?」
「赤ワイン、デカンタで。」
「はい。先にお飲みものお持ちしますね。」

良介がキッチンに注文を通した。山添が良介を見ながら言った。
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