あなたの仰せのとおりに…
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発行者:如月玲
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2010/11/06
最終更新日:---

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あなたの仰せのとおりに… 第9章 由紀の迷い
もう夜の11時だ。終電が近付いている。…秀介君は車も持っているが…。あんまり頼るのも悪い。

「僕が送ります。…だからもうちょっと…」

秀介君が懇願するような顔で私を見ている。…だからやめてって…。さっきからこの顔に負けて、10分20分と帰る時間が遅れていく。

「もう…本当にだめ。」

私は心を鬼にして、秀介君を振り払うようにして立ち上がった。

「明日の仕事に差し支えちゃう。」
「じゃぁ送ります!」

秀介君も立ち上がって言った。

「いいわ。電車があるから。」
「じゃぁ…駅まで送ります。」
「…わかったわ…」

私はため息交じりに観念した。

……

駅までは歩いても10分程のところだ。だが夜遅いと、さすがに私も1人で歩くのは怖い。
その10分の道を、秀介君は車で送ってくれる。
駅に着いた。

「ありがとう。」

私はそう言ってシートベルトを離すと、秀介君もシートベルトを離して、私の体を抱きよせ無理やりキスしてきた。
周りに人がいないからいいが…ご近所さんに見られていたらどうするんだ。
私は「じゃぁね」と言って、秀介君から離れ車を降りた。

降りてから1度車に振り返り、手を振ると、すぐに階段を下りた。
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