あなたの仰せのとおりに…
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発行者:如月玲
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2010/11/06
最終更新日:---

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あなたの仰せのとおりに… 第9章 由紀の迷い
「んふっ…んん…」

私は秀介君に唇を塞がれていた。
ずっとソファーで座ったままキスをしている。
ここは秀介君のマンションだが、あまりに広くて驚いた。
聞くと賃貸ではなく分譲マンションなんだそうだ。
…たぶん、前の彼女のマリさんのために買ったのだろう。

「好きです。本当に好き。」

秀介君は口をいったん離すたびに、そう言って私を見つめては口づけてくる。
…可愛い。困るほどに可愛すぎる。

毎日のように会っては、こうしてキスしたりベッドインしたりすると、情が深まって来てしまう。
…本当に困る。
いつか秀介君に本当の恋人ができた時に、私の方が未練を残すようなことにはなりたくない。
…でも、もう今の段階で私の方が秀介君のこと…。

「本当に愛してます。」

秀介君の顔が本当に目の前にある。…大丈夫か。まだ向こうの方が惚れてるようだ。
私は答えないようにしている。答えてしまったら、負けるというか認めるというか…。それはできない。
秀介君が口づけてきた。それを受ける。音を立てて舌を絡める。…ああ、感じてしまっている。

「…もう…帰る…から…」

唇を重ねたまま、私が言った。
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