真理の探求者
第2章 第一話 神
「では不老は―――有り。絶対記憶は―――ほう、無しでいいのかい?」
今までの記憶が残っていれば十分だ。
余計な事まで覚えて頭がパンクするのはごめんだし、
これでも素で記憶能力には自信がある。それに記憶の才だって貰える。
ならわざわざ絶対記憶である必要は無いだろう。
いざとなれば何かに記録すればいい。
「そうか。魔力はいきなり0を無限にするのは無理があるが、
常人と比べれば多いだけの魔力はあげよう」
魔力の才もあるらしいし、それで十分だろう。
これで凡そ纏まったかな。
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