まだかみ
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ジャンル:お笑い・ギャグ

公開開始日:2010/10/12
最終更新日:2010/10/12 21:26

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まだかみ 第2章 俺様何様神様!
「テミスちゅぁんー私と契りを交わそうじゃないの、ははははは」
「もう、アナタったら」
 ゼウスが次に目を付けたのは、自分の伯母でもある掟の女神テミスであった。テミスと言えばそこそこの美人で何もゼウスの後妻にならなくても他にも嫁ぎ先があったにも関わらず何を思ったのか、ゼウスの後妻になる事を承諾した。
 二人の仲は割と良く、短期間で季節の女神ホラ三姉妹と呼ばれるエウノミア(秩序)、ディケ(性格)、エイレネ(平和)の三人をもうけ更には運命の女神モイラ三姉妹と呼ばれるクロト(紡ぐ者)、ラケシス(分ける者)、アトロポス(曲げられぬ者)の三人姉妹をもうけて。子沢山になっていた。
 しかしゼウスはかなりの女たらしで正妻であるテミスの次に美しい水の女神エウリュノメとの間にカリス三姉妹をもうける。
 そんな旦那の浮気癖に嘆かない女等居るだろうか、否居ない。
「アナタ、また浮気したわね!」
「まぁ落ち着いてテミス、私ほら偉大じゃない? 世継ぎは沢山居た方が良いし」
「でも他の女に生ませるなんて酷いわ」
「まぁまぁ落ち着いて……あ、私ポセイドン兄上に会わなきゃ」
「アナタ、話はまだ終わって「行ってきまーす」
 これはヤバいと悟ったゼウスは雷神の名の元に稲妻の様に素早くポセイドンの家へ逃げ込んだ。
「――って訳なんだよ、女って面倒くさっ」
「貴様何様のつもりだ」
「私、神様」
「……はぁ」
 毎度ながら頭痛の種はこの愚弟ゼウスなのだ、だがしかし愚弟ではあるが何故か憎めないのはゼウスのカリスマ性なのだろう。ポセイドンは唯ため息を吐くしかなかった。
「ポセイドン兄上、セックスしよー」
「うわぁっ押し倒すなゼウス」
「ふふっ」
 ゼウスとポセイドン以外の声が聞こえて、二人は振り返るとそこにはアテナが居た。
「やぁ娘よどうした」
「父上、伯父上私の事はお気になさらず続けて下さい」
「そうか、では遠慮なく「どけ、ゼウス」」
 ゼウスを払いのけてポセイドンは身なりを直すとアテナは残念そうに舌打ちした。
「で、何用だアテナ」
「いやテミス母上が父上に早く帰って来る様にと」
「怒ってない?」
「怒ってません」
「じゃ帰る、じゃぁまた来るね兄上」
「もう来るな!」
 嵐の様に去り行く弟を見ながらポセイドンはただただ溜息を吐くしかなかった。
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