日本をナナメに見る
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ジャンル:エッセイ・日記

公開開始日:2015/06/23
最終更新日:2015/10/01 23:04

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日本をナナメに見る 第28章 一体何を反対? 安保法制反対デモの真意

安保法制の議論が高まる中、昨今テレビやマスコミで頻繁に取り上げられる抗議デモ。


その規模は回を重ねるごとに大きくなっているようにも感じられるのだが、その抗議内容もいささか変化して来たようだ。


そもそも集団的自衛権が合憲なのか? 違憲なのか? が議論の中心だったはずなのだが、どうやら最近はその中身も”戦争反対”や”徴兵制”にまで話は発展してしまっているようだ。


日本は言論の自由が保障された国だ。


何を主張するも自由なのは間違いないのだが、それにしても論点がずれすぎた感が否めないのだが…どうなのだろうか?



そもそも現代において…多かれ少なかれ経済的につながりのある国と国が、偶発的であれ戦争とみなされる事態になれば、それぞれの国の経済は壊滅的なダメージを受けるのは必然であり、そのような判断を下す国家があるとは到底思えないのだが…


確かにアメリカが最近行った戦争には正義はなかったかもしれないが、確実に自国の経済にダメージがある戦争だけはしてこなかったはずだ。


この程度の事は少し周りを見れば十分に理解できると思うのだが…



なおかつ不思議なのがデモの参加者は政治的には興味を持っていないと言う事だ。


なぜなら日本は議会政治であり、本当に安保法制に反対なのであれば国会によってしか廃案にはできないからだ。


にもかかわらず、安保法制に反対している政党の支持率はどの党ともほとんどと言っていいほど変化がないのである。


確かに、安保法制は反対だが他の政策に対しては自民党に賛成なので…と言う理由があるのかもしれないが、それにしても少しぐらいは変化が起きてもよさそうなものだが…


ここまでくると逆にある疑念が生まれてくるものではないだろうか?


それはこの一連の抗議活動自体を自民党が容認しているのではないかという事だ。


現在の日本の官僚や政治家は極めて優秀だ。


本当に知られたくないことに関しては間違っても触れられないようにしているはずだ。


最近の例を挙げると、リーマンショックの時に世論はメディアも含めて派遣労働者切りに寄せられ、結果莫大な補正予算を計上しその莫大な予算の使途に関してはほとんど触れられることはなかったのだ。


当時は農林中金が莫大な損失を被ったのではないかとの憶測も一部ではあったのだが、真相は闇の中なのだ。


とするならば、今回一体政府は何に対して触れられたくないのだろうか?


その結果歴史としてのみ検証が許されるのかもしれない。

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