日本をナナメに見る
第24章 増えぬ個人消費 見え始めたアベノミクスの限界
それにより大企業は利益を大幅に増やす事も出来たのだが、しかし日本のGDPは大幅に増えることはなく…
ただ国の借金が増えただけではないのだろうか?
『日本国債は国内で消化されているのでまだまだ大丈夫』と言う声をよく聞くが、それは的外れではないだろうか?
なぜなら日本国債を買っている銀行や投資家は民間企業であり、ほんの少し国債に対する信用不安が起これば真っ先に莫大な損失を被ることになるからだ。
にもかかわらず、何の疑いももたずにいつまでも買い続けるだろうか?
”良薬口に苦し”ということわざがあるが、今の日本を本当に良くするには、たとえ痛みをともなってでも相当な改革を断行するしか道はないのかもしれない。
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