日本をナナメに見る
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ジャンル:エッセイ・日記

公開開始日:2015/06/23
最終更新日:2015/10/01 23:04

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日本をナナメに見る 第12章 ゆれるユーロ わがままギリシャはどこへ行く
もともと通貨の価値はその国の経済を反映するのが基本なのだが、ユーロは複数の国々が使用しておりその国に見合った通貨の価値にはなりえないのである。

だが、それではほかの国から見たユーロは”信用できない通貨”として見られる恐れが出てくるため、ユーロを導入する国には一定のルールに見合った経済状況であることを求めているのだ。

今回のギリシャはこのルールで求められた経済状態よりも悪いことを理由に、追加の融資を止められてしまったのだ。

確かに財政の健全な国から見れば『ギリシャはけしからん!』と言う事になるのだろうが、ギリシャからすれば『もともとのルールが厳しすぎるのが原因で、ギリシャに罪はない!』と言う論理が十分に成り立つわけだ。

もともと税収だけで財政を補える国の方が珍しいのだから、ギリシャから見れば『ユーロを離脱した方がまだましだ』と言う言い分も理解できないこともないのだ。

だがもしギリシャにユーロを離脱されれば”ユーロ自体がやはり無理な通貨システムではないのか?”と疑われる事にもなり兼ねないので、最終的にはお互い妥協して歩み寄ったわけだ。

しかしこの問題はこれで終わりというわけにはいかないのかもしれない。

なぜなら次は別のユーロの国が経済悪化に見舞われるかもしれないからだ。

果たしてユーロのこの先はどうなっていくのか?


日本も借金を借金で返して財政を補っている国だ。

ひょっとするとギリシャは未来の日本の姿なのかもしれない。
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