お月様がかくれんぼ1 “君は何に出会うのか?”
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発行者:M.A
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ジャンル:ファンタジー
シリーズ:お月様がかくれんぼ

公開開始日:2010/10/07
最終更新日:2010/10/12 11:28

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お月様がかくれんぼ1 “君は何に出会うのか?” 第1章 プロローグ


プロローグ



*



 ――――1999年1月1日、地球全土で異常が観測された。突然、朝、昼、夜に関わらず地球の全域で太陽より白く輝く月が見られるようになったのだ。


数日後、世界中で対策委員会が作られたが、ただ月が自ら輝いているという常識からみたら発狂するような結果が分かっただけであった。






 2月、月を観測していた衛星が正体不明の機能停止に陥る。専門家の間で、あらゆる原因が推測されはしたが、結局は現在まで原因不明ということで落ち着いてしまった。






 それから時をおいて、5ヶ月もの間、あらゆる人々が研究に研究を重ねたが分かる事の方が少なく、分かった事が僅かばかりあったとしても問題の根本的な解決にはなんらならなかった。






 ――――1999年7月7日更なる異常事態発生。真白に丸く輝いていた月が血よりも深い紅に染まり始めたのだ。


各国政府は、混乱する国民達に自制を呼び掛けるも宗教色の濃い国ほど効果は薄く、この事件が起こってから今までに世界中の人口の3割が減ったとの統計が出ている……。


……一方、日本においてはその特殊な宗教感からか他国のような規模の大きな暴動は殆ど起こらず、平和なものであった。この事には、日本人の国民性も大きく影響しているといえよう。






 ――――2003年9月、各国の混乱も落ち着きを見せ始め、一日中ある紅き満月を現実として受け入れ始めた頃、米国にて本来の宇宙開発の予定に軌道修正を加え、月に行く計画が発表された。


この計画には賛否両論の声や慎重論の声も多数あったが、米国政府によって計画は強行される事になる。
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