白昼の追想
第27章 27章 マインドコントロール(半年前からの追想)
折々に 上京しては
いつも 私の欲望に火をつけては 生殺しの身体に 精神を弄び
いつしか 言うがままに 私を マインドコントロールしつつあった
3ヶ月ぐらい 音沙汰なくて
いきなり 北陸の 都市まで 来るようにと
飛行機のチケットは 送るからって また 一方的な 連絡を
「未来(ミク)も 待ってる」と 付け加えられたメールが 舞い込んで
ローカル空港への便の決まった チケットが されてくる
未来(ミク)の名は 唐突で 驚かされたけど
密かに 身体の心が 震えるものがあり
私は 北陸への 旅立ちを 決めてしまう
否もない 服従の選択で
見知らぬ土地で 非日常の 陵辱を受けに わざわざと出向く
いったい どれだけの 屈辱を 受けるのかしら
しかも 嘗ての ペットの少女の前での
パートタイム ではなく フルタイムの 奴隷として
考えるだけで 心が乱れて
近づく 日を 心待ちにさえしてしまう
それは 途方もない 奈落かもしれない というのに
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