白昼の追想
第25章 25章 非日常の時間(2年前の追想)
フリーメールで 指定された 時間 場所
ホテルの室内まで 私は でかけていった
いつもそれは 日中で 泊まりはなかった
私は この 秘密の 非日常への密通に
芯からゾクゾクするような 興奮に はまっていく
わずか 数時間の 仮想が 現実になる 世界
いきなり 首輪をつけられ 這わされ
縛られて 転がされ 吊られて
強制され 口に 含まされて
ビル街を 見渡す 高層の窓に
外に向かって 両手を突き 立たされて
背後から 犯されて
排泄のための孔まで 弄ばれて
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