白昼の追想
第17章 17章 Jさんとのこと―4
車を 路上停止する
スイッチ オンになる
「あそこで 何やっていたんだ?」
「男子用トイレで オナニーしていました」
「なんで?」
「浮浪者の群れによってたかって
陵辱される 妄想していたの」
・・・・・・
「じゃあ どんなふうにしていたのか ここで やってみな」
凛とした声で
私の中の なにかが 弾けて 甘く疼いていた
恥ずかしい
ビジネス用の 紺のスーツの ジャケットの前を 拡げて
淡いブルーの ブラウスの 前ボタンを すべて 外していった
ブラを そのまま引き摺り下ろし 乳房を 晒すと 震えがきていた
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