老人の居る運河
老人の居る運河
成人向完結
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ジャンル:その他
シリーズ:コピーライター 舞

公開開始日:2010/09/20
最終更新日:---

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老人の居る運河 第6章 6章 嫉妬
私の身体中が 未だ 溺れているままだった
口を開いたまま 受け入れた 顎の関節も 喉の奥も
強い力の指先の 掌で 揉みしだかれた 左右の乳房
固く 尖ったままでいた 乳首に
そして 膣を 埋められ 突き上げられ 揺らされた 感覚
全身の力は 緩みきって 再び 欲情の体液が 滴りおちてしまいそうに

老人は 気づいてしまうだろうか?
サディストは 往々にして 自己中心で 嫉妬深く
そして ナイーブで 壊れやすい

そんなことさえ 頭に浮かぶ
心身平静に なるまで 帰ってこないことを祈ったけど
やがて 階下に 物音して 気配が 戻る

しばらく 老人は 私を 眺めていた
私には視界奪われていて 視えないけれど そんな気配がした
なんらかの 異変を 察知したかのように

老人が 背後に座って 腰を 私のお尻に寄せて座った
さっきの 若者の 背後からの 陵辱を 想いだし 硬直する
両手を前に回して Tシャツの下から 差し入れて
ブラの 上から 乳房を 鷲掴みにされる

ギリギリと 胸を 揉まれて
節くれだった 指先に 力込められて
私は 息を洩らし 喘ぎ始める

しばらくして 私の猿轡を 口から 外すと
「誰か 来たのか?」
「はい」
私は 詰問に答えた
いつのまにか 敬語になっていた

「それで 犯されたのか?」
「はい 二人から されました」
「最初から 詳しく話せ」
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