Day Of Destruction
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発行者:木暮
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ジャンル:SF

公開開始日:2010/09/17
最終更新日:2010/11/02 16:37

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Day Of Destruction 第2章 第3魔導中隊の悲劇
――第3魔導中隊・第1小隊―― 
 
 隊長の号令を聞いて私たち第1小隊も戦闘体制になった。
 私はアレイス・フォボット。
 第1小隊の隊長を務めていた。
 氷属性の魔力を剣に注ぎ、戦闘態勢になるが、相手は得体の知れない化け物だ。
 一体何がどうなっているのか私にはさっぱり分からない
「第2小隊!集団詠唱開始!」
「「了解!!」」
 第2小隊は横一列に並び、
「「この惑星ルーンに流れる大気の力よ。我らに空間圧縮の力を与えよ!エアブラスト・フィアー」」
 と叫ぶと目の前に迫る大量の化け物が空気の爆発によって数十体はじけ飛んだ。
 だが、その奥からはじけ飛んだ数を超える怪物が押し寄せる。
 敵の足が予想以上に早いッ!?
 この量だとあっと言う間に詠唱中の部隊が呑みこまれる!
「第1小隊全兵着剣!突撃、突撃だッ!」
「「うおおおぉぉぉ!!」」
 私はそう6人の部下に命じ、突撃を開始した。
 それに続き第3、4小隊も後ろからついてくる。
 私は目の前にいた醜い化け物に鋭い氷の刃をつきたてた。
 化け物はその恐ろしい見た目とは裏腹にあっけなく凍りつき、粉々に砕けてしまう。
 なんだ、意外と倒せるじゃないか、思った瞬間、その化け物の後ろから十数体の化け物が飛びかかってきた。
「何ッ!?」
 私は氷剣をなぎ払い、必死に身を守った。
「う、うああ、隊ちょ、うぎゃああぁぁ――!!」
 その悲鳴いや断末魔は私の隣にいた部下の声だった。
「くそぉぉぉッ!来るんじゃねぇぇッ!!」
 私は何度も飛びかかる化け物を必死に斬り殺していくが、化け物は津波のように襲ってくる。
「駄目だフォボット兵長!下がれ!下がってくれッ!」
 第3小隊の隊長が私の名を呼ぶ。
 だが下がれない。
 隙を見せれば波に呑まれてしまう!
「隊長!敵が後ろにも回り込んでいます!!」
 部下の1人がそう告げた。
「ちッ!……凍てついた刃よ!アイスニードル!」 
 私は剣を一振りし、5本の氷の刃を発射し、後方の道を切り開く。
「前は俺に任せて――うわッ!しま――」
 さっきの部下が化け物にしがみつかれる。
「ワット!大丈――」
 私が良い終わる前に、
「ぎゃああぁぁぁぁッ!痛てぇぇよぉッ、ぐはぁッ……」
 腕を食いちぎられた後、喉元に喰いつかれ、目の前で死んだ。
「うわああぁぁぁッ!よくもおおぉぉぉッ!!」
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