Day Of Destruction
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発行者:木暮
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ジャンル:SF

公開開始日:2010/09/17
最終更新日:2010/11/02 16:37

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Day Of Destruction 第7章 バリフェルツ城
「まあね。誰がいるのか楽しみにしていたら、僕が一番乗りっていうオチだったけど」
 と後頭部に手を当て苦笑いする。
「失礼しまーっす!」
 いきなり元気よく1人の男が入ってきた。
「よお!俺、グレイ・カインズ、よろしくなァ、2人とも!」
 いきなり自己紹介を始め、テーブルのイスに座りニカっと笑う。
 まず、第1印象、元気良いなー無駄に。
 髪は茶髪、首元まで伸ばしている。
 背は俺よりちょい高めだ。
 そして俺らも適当に自己紹介をする。
「いやァ、しかし、説明めっちゃくちゃ長かったなァ」
 とげんなりした様子でしゃべる。
「分かる分かる、俺は眠たくってしょうがなかったわ」
 やはりこの眠気は誰でも感じるだろう、と思っていたらシャマルが、
「2人とも、説明はちゃんと聞いてなきゃ駄目だって、いざという時に困るよ?」
 と苦笑いで注意する。
 なるほど、見た目の印象を裏切らず真面目な奴だな。
 まあこういうのがグループに1人いれば何とかなりそう、っていうタイプだな。
 少なくとも全く説明を聞いてなかった俺としてはありがたい。
「ナハハ、眠くなるものは眠くなるからしょうがないだろィ?」
「そうそう。いざとなったらきっとシャマルが教えてくれるさ」
 と言って俺はシャマルを見た。
 シャマルはやれやれと言った感じであきれる。
「オッス!入ってもよろしいか!?」
 といいつつまた1人の男が入ってきた。
 ていうか……背ぇデカッ!
 俺の頭2つ分はでかいぞ!?
 ガタイもむちゃくちゃいいし、なんという大男。
「オッケーオッケー!」
 とグレイが元気よく出迎える。
「うむ。お前たちが同じ訓練小隊の仲間だな。俺はウォンズ・バクタだ。ここで会ったのも何かの縁だ!よろしくな、相棒達よ!ガハハハハ」
 と言って腰に両手をあて豪快に笑う。
 一瞬その背の高さから教官かと思ったが、同じ訓練小隊の仲間のようだった。
 それにしても、声も背も態度もでかい奴だ。
 まあ、嫌いじゃないがな。
「うっわァ、しかしあんた背でっかいなァ、身長何センチ?」
 グレイが目を丸くしてしゃべる。
「む?身長は192cmだが……そんなに珍しいのか?」
「192ィ!?に、2m弱かよ……どおりで――」
「――どおりで、前が見えないと思った」
 ウォンズの背中から、女の声が聞こえた。
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