Day Of Destruction
Day Of Destruction

発行者:木暮
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:SF

公開開始日:2010/09/17
最終更新日:2010/11/02 16:37

マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
Day Of Destruction 第7章 バリフェルツ城
――バリフェルツ帝国・ルグニカ地方・帝都バリ・バリフェルツ城――

「ほえー」
「ほえー」
 俺と姉貴、2人そろって全く同じリアクションだった。
 俺達が見上げているものは、帝国軍の要塞、バリフェルツ城。
 巨大な面でどっしり構える様は、まさに要塞だ。
 もちろんバリフェルツ城の存在は知っていたが、真近で見るとそれはそれは圧巻だったのだ。
 他の第1期の徴兵された人も見とれている。
 王国のファラデル城と違い、美術品的な美しさこそ皆無だが、それを通り越した機能美に感動していた。
 高さは300m以上、そしてそれ以上に敷地が広い。
 その広大な敷地内と建物には大小無数の砲台が設置されている。
「まー、いつまでも見とれてないで行きましょ」
 といい、姉貴はそそくさと行ってしまうので、俺も後を追う。

――――

 それから俺達は徴兵に関しての小難しい説明を受け、今はナノマシン除去魔術を受け、魔素検査を行っていた。
 ……のだが、待ち時間が異様に長い。
 周囲のやつも知らない奴ばっかだし、嫌になる。
 やがて俺の名が放送で呼ばれる。
《え~ID……は、めんどくさいからいいや、ジャストランバードさ~ん?8番室までね~》
 担当は何人かいるのだが、俺の担当はテキトーだった……。
 俺は多少げんなりしながら指定された部屋へと向かった。
「はいはい、お?あんたがジャストね。ん~なかなかの男じゃない」
「はぁ……」
 入ってくるなりこの女はいったい何を言っているのだろう?
「さっそくだけど、これ、検査結果ね……って、あんたに見せても分からないか、ははは」
 目の前の白衣の女は俺に用紙を渡すふりをして止めた。
 もしかして俺、遊ばれてる?
「ん~、まず、あんたの属性はとってもレアよ。その名も『光』、その中でも身体感覚強化
魔術が特に優れてるのが凄いわね」
 へぇ。
 俺はレアなのか。
「んでなんです?その身体なんちゃらって……」
 イマイチピンと来ない。
 俺達一般市民は魔術に関してはど素人なので、解説が無いとわからん。
24
最初 前へ 21222324252627 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ