Day Of Destruction
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発行者:木暮
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ジャンル:SF

公開開始日:2010/09/17
最終更新日:2010/11/02 16:37

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Day Of Destruction 第5章 徴兵制の復活
《ですが現状は酷い。王都軍、帝国軍は既に疲弊しその力を十二分に発揮できているとは言い難い。そんな今こそ、我々はあなたがたの力を必要としているのです。自分の星を、国を、家族を、友達や親戚を、誇りや命を、自分の手で護るのが、そんなに嫌なことですか?》
 いつの間にか、記者の発言やフラッシュは静まり返っていた。
《徴兵というのは、なにも全員が死地へ向かう訳ではありません。適性の無い者は後方支援に徹してもらうこともあります。ですが、恐らく大多数は前線へ赴くこととなるでしょう。しかし、そうしないと、失ってしまうのです。失うものは人それぞれですが、かけがえのない者であることは間違いないでしょう。我々はそれを、自らの手で護っていかなければならないのです。人類が一丸となって立ち向かう。それが、我々が生き残る、唯一の方法であると、私は考えます。それでは》
 と、話し終わり、ローズ元帥は迷彩トラックへと姿を消した。
 それを引きとめる記者は誰1人としていなかった。
 
 ……ローズ元帥の言っている事は正しい。
 でも、俺には何の覚悟もないんだ。
 いきなりそんな……戦えと言われても……。
「ジャァァーーストっ!!」
 ドアを勢いよくあけて入ってきた栗色ロングの女はアイカ・ランバード。
 そう、俺の姉貴である。
 
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