倒錯の螺旋階段
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ジャンル:その他
シリーズ:コピーライター 舞

公開開始日:2010/09/16
最終更新日:---

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倒錯の螺旋階段 第5章 5章 嫉妬の貞操帯
逝ってしまい 倒れたままで しばらくいたら
姐さんは もう 着替えて 身繕いしていた

「気がついたら こっちに 来なさい」
ソファに 座り バッグの中を なにか探しながら 言う

私は 素裸のまま 姉さんの 足元まで 這っていくと
立ち上がるように言われて 姐さんを 見下ろす姿勢になる

ウェットティッシュで 中は まだ 濡れている 
そこを 拭うから まだ敏感で 身体を捩じらすと
かまわず 湿り気を拭き取った後で 私の股間に
貞操帯を 装着して 鍵を 掛けてしまう

まるで 赤ちゃんが オムツを 取り替えられたように
私は なされるがまま 顔を 赤らめていただけ

中世のヨーロッパで 十字軍の遠征に向かう兵士が
妻の不貞を禁じるために用いれらたという
拷問具のような 重々しい 鉄製の道具は
現代のテクノロジーでは スマートで 軽量で
日常に 装着しても 服の下を見破られないほど 
排泄も 支障なくできる 巧妙な機具で

でも 鍵を掛けられ 取り上げられてしまえば
セックスはおろか 自慰さえ 自分にはままならない

嘗ては 週末毎の 姐さんに 鍵を外されるまで
装着されたまま 日常を 過ごさせられたことがあって
そのときの 焦らされた 生殺しの欲望
被虐の日々は いまも 焼きつく 烙印に 刷り込まれている

「その男の子を 私に 差し出すまでは
これを 外してあげないからね
オナニーも セックスも禁止で 
毎日 過ごすのよ いいわね」

頷いて 承諾するしかない 私
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