封蓮貴~悲しい旋律~
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発行者:皇夜
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ジャンル:ファンタジー

公開開始日:2010/09/16
最終更新日:2010/09/16 16:05

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封蓮貴~悲しい旋律~ 第2章 第1夜 依頼
「それで、一体何があったの?」

赤髪の少女は首を傾げながら問う。
他の子達も同じ気持ちだったようで、じっと愛羅を見つめた。

「実は…今回の依頼で、現場にカガミを向かわせたんだ」

「カガミ…確かその子は琥珀の属性の子ね」

「はい、確かにあの子は私の属性ですよ、紫苑。確か、探索が得意な子です」

紫銀髪の少女―紫苑の言葉に、金髪の少女―琥珀はコクリと頷いた。

「琥珀の属性で『探索』ってことは…調査をさせてたのね?」

「うん、紅林。今回ちょっと変な依頼だったからね、先にカガミに調べてもらってたんだ」

赤髪の少女―紅林に軽く頷いて、事の次第を話した。
霊気の事。
亜空間の事。
カガミの事。
術式の施された糸の事。
話が進むにつれて、5人の顔に真剣みが帯びてくる。

「…それは、確かに厄介だね。術式の糸が張られていた、ってことはその亜空間は人の手によるものだ。自然に出来たものなら、そんな罠みたいなものはないから」

「翡翠、人が亜空間なんて作れるの?聞いたことないんだけど」

「作れるよ。かなりの技術と霊力を必要とするけど。ね、湊」

「あぁ。ただし、生半可な力じゃ出来ないし、それ相応の反動を受けるがな」
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