封蓮貴~悲しい旋律~
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発行者:皇夜
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ジャンル:ファンタジー

公開開始日:2010/09/16
最終更新日:2010/09/16 16:05

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封蓮貴~悲しい旋律~ 第2章 第1夜 依頼
部屋に戻った愛羅は、早速手渡された本を開いた。
その本は霊属性についてこと細かく書かれた資料をまとめたものだった。

「怨霊…怨霊…」

ぺらぺらと捲くりながら目的の資料を探す。

「あ、あった」

目的の資料を見つけて、ページを捲る手を止める。
そこには『悪霊』と『怨霊』について書かれていた。

「『悪霊』は未練の楔によって地上に縛られた霊が負の感情を取り込むことによって生まれる……」

「悪霊はいいから、怨霊の方を読めよ。そっちが本題だろ」

「分かってるよっ。えーと、『怨霊』には二種類の発生原因がある。一つは『悪霊』が更に負の感情を飲み込みながら長い月日を経たもの」

「あー確か聞いたことあるな。確か悪霊は浄化可能だが、怨霊にまで悪化したら消滅させるしかないって」

「うん、怨霊はもう人の心を喰い尽くされてるからね。魂の消耗が激しくて、正気に戻す衝撃に耐えられないんだ」

「で、もうひとつの原因は?」

焔に促され、愛羅は続きに眼を走らせる。

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