実践!死なない程度の社長術
第4章 親への感情で上手くいかない人へ
【自分を破壊する経営者】
あなたはご両親に愛されたという、印象・自信をお持ちだろうか?
現実には、子を愛す自信がない親もいれば親に愛されているという確信が持てない子供も多くいる。
「親と子は愛しあい信頼しあう」なんてことは、世の中にはほぼ無い。
綺麗事を言わなくていい。
70%近くの人は親を嫌っている。
口では親を尊敬するようなことを言っても、親との確執がある二世は実に多い。
ひどすぎる親も多い。子供に当たったり、子供を苦しめる親も。
また逆に親が本当に愛してくれても、それを理解できない子供も多い。
赤子にとって親は、生殺与奪を握られている脅威そのものだ。
親を恨んでいる経営者は、自分を破壊する欲求を秘めている。
自分では成功を望んでいるつもりでも、潜在意識が憎い人の子供(あなた)が幸せになるのを許せない。
あんな奴の子供はダメな奴に決まっている!あなたは、もしかしてそう思っているのだ。
「うまく行きかけたら」何かが起きて(何かを引き起こして)駄目になってしまった。
そういう経験がある人は特に注意すべきだ。
【親に愛されているあなたになる】
良かった時の記憶や、少しでも感謝できる点があれば思い出して欲しい。
そんなことも全くなくて、恨みしか無い場合もあるだろう。
だが、以下のことを実践していただく。
許すためでなく、あなたのためになるからだ。
親を恨んで、それで自分を駄目にしようなんて馬鹿らしい、あなたがもったいない。
経営者として幸せに生き抜いていただく。
◯亡くなっているなら墓参りをしよう
◯ご存命なら仲良くしよう
◯それが難しいなら・・・心のなかで唱えよう
「産んでくれてありがとう。今私は幸せです。」と100回。
それを今、ここで実践して下さい。
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