珈琲ゼリー  ~ほろ苦オフィスラブ~
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発行者:すみれ
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2010/09/16
最終更新日:2010/10/02 00:27

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珈琲ゼリー ~ほろ苦オフィスラブ~ 第8章 二人の温度
ドアが開かれるとともに、その部屋の中の景色が私の視界に入ってきた。

ベージュで統一されたセンスのいい室内。

パリっと張られたベットのシーツ。

和食屋からの景色よりもさらに輝く夜景。




背中を軽く押されて、弾むように入ったその部屋で、私はまた立ち尽くす。

後ろで、カチャン、と静かにドアが閉まった。




クリーム色の柔らかい照明の室内に、主任とふたりきり。

上等なベッド。

私は、口を開いて何か言おうと息を吸ったけれど、言葉が出てこず、そのまま静かに息を吐き出した。



「まさか本当に部屋をとってあるなんて……」

「思わなかったか?」

主任はベットサイドに歩いていって、ジャケットをハンガーにかけた。

「はい」

私は入り口に立ち尽くしたまま。
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