珈琲ゼリー  ~ほろ苦オフィスラブ~
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発行者:すみれ
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2010/09/16
最終更新日:2010/10/02 00:27

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珈琲ゼリー ~ほろ苦オフィスラブ~ 第7章 本当の気持ち

「あのさ」

東田くんの声が、私を引き戻す。

「うん?」

「実はさ、オレ、前から美村さんのこといいな~と思ってたんだよね」

「へ!?」



思わぬ言葉に、私は目を丸くした。

東田君は、そのさっぱりと短く切られた髪をポリポリとかいた。

「もしヒマだったら、これから食事でもいかない?」

人懐っこいその笑顔は、きっと人生を生きていく上で随分得をしていると思う。

「あの、わ、私、今日は」

予期せぬ告白に、私の頬は一気に温度を上げていた。

なんて断ろう、という思考がグルグルとまわって、心臓がバクバクと音を立てたけれど、いつもみたいにパニックには陥らない。

心の一部は冷静に、物事を判断しようと働いていた。




「悪いな、東田。美村は、先約済みだ」

そう。主任の手が、私の肩を掴むまでは。
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