珈琲ゼリー  ~ほろ苦オフィスラブ~
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発行者:すみれ
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2010/09/16
最終更新日:2010/10/02 00:27

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珈琲ゼリー ~ほろ苦オフィスラブ~ 第6章 夢かうつつか
「ねぇ、奈緒。本当のところ、奈緒は主任のこと、どう思ってるの?」

「え!?」

「他の2人がいないからさ、今日はぶっちゃけ本心言おうよ。私は奈緒が主任を好きなんじゃないかと思ってるんだけど」

私は困惑して洋ちゃんの顔を見つめた。

洋ちゃんとは、会社の中では一番仲良くしてもらっているし、うわさを撒き散らすような子でもないはずだ。



でも

「うーん。私は好き……だよ」

私は、カレー皿に、スプーンをカチャリと置いた。

やっぱりね。といった顔で、洋ちゃんはうなづいた。

「でもさ」

私は続ける。

「主任が私なんか相手にするとは思えないよ。私、いっつも主任を怒らせてばかりのおちこぼれだもん」

そう。きっとあの日だって、何も無い。あるわけがないんだ。


主任が私なんて相手にするわけない。誤解もとけて、主任が私に責任を感じる必要もなくなった。

だからいまさら、責任を追わなきゃいけないようなこと、するわけがない。

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