珈琲ゼリー  ~ほろ苦オフィスラブ~
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発行者:すみれ
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2010/09/16
最終更新日:2010/10/02 00:27

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珈琲ゼリー ~ほろ苦オフィスラブ~ 第4章 奈緒、舞い上がる
昨日買ったばかりのワンピース、バッグ、ミュール、口紅……

つまり全身新品の品物に身を包み、私は11時を迎えた。

 本当は、ワンピースだけ買うつもりが、そのワンピースに合うバッグがなく、それに合う靴もなく、そして、メイクも気になって、髪形だって気になって、美容院まで行ってしまった。

 やりすぎたかしら?と思わなくもないけれど、メイクは控えめにしたし、ワンピースもそんなに派手じゃないから大丈夫よね、きっと。


『ついたぞ』

 携帯が鳴って、通話ボタンを押すと、主任の声が耳元で響いてきた。

 き、来た!

 心臓が跳ね上がると同時に、体も1センチくらい飛び上がる。

 部屋のカーテンをつまんで外を見ると、主任の車がすぐ下の道路に停まっているのが見えた。

うわぁ、主任がうちの前に!いつも見慣れた道路に、主任の車が停まってる~!

『す、すぐ行きます』


 アパートの階段を慣れないミュールで駆け下りる。

 あまり急ぎすぎたのか、最後の段を降りきって、一歩進んだところで、グギっと左足をひねってしまった。

「いったぁ」

 なんとか転ばずにすんだことを喜びつつ、左足をかばいながら主任の車へ辿り着く。
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