珈琲ゼリー  ~ほろ苦オフィスラブ~
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発行者:すみれ
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2010/09/16
最終更新日:2010/10/02 00:27

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珈琲ゼリー ~ほろ苦オフィスラブ~ 第4章 奈緒、舞い上がる
―― 二人掛けのシックな黒いソファに座って、私と主任の肩が触れ合っている。

ここは……主任の家?



「主任……?」

「こら」

私が彼を呼ぶと、すぐさま肩を抱き寄せられて、切ない声が鼓膜をくすぐった。

「秋人って呼べって言っただろ……」

耳にかかる吐息。

ドキドキが、最高潮に、私の体を熱くしていく。



「あ、あき、あき……ひ、と?」

 しどろもどろに私がそう言うと、主任の手のひらが私の頬に当てられた。

「きちんと言えなかったぞ。始末書だな」

「え、ええ!?」

「だが、これで許してやらないこともない」



そのまま私の体はソファに押し倒され、彼の体重が私の体を支配する。

「しゅ、しゅに」

「だから、『あきひと』」

主任のぬくもりにに包まれながら、ゆっくりと、主任の長いまつげが近づいてくるのを見ていた。

唇と唇が密着して、彼の手が私の太ももを撫でる。

その手は太ももを伝ってスカートの中へ滑り込み、そして指先が下着にたどり着いた。

あ、だ、だめ……







『……ピピ、ピピピ、ピピピ』
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