珈琲ゼリー  ~ほろ苦オフィスラブ~
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発行者:すみれ
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2010/09/16
最終更新日:2010/10/02 00:27

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珈琲ゼリー ~ほろ苦オフィスラブ~ 第4章 奈緒、舞い上がる
『美村、ちゃんと付き合おう』

 目の前で、カップのなかのミルクティが小刻みにゆれている。

 たしかに主任はそう言った。

「いったい、なにがどうなってるの……」

その夜、ラフな家着に着替えた私は、小さな丸い机の前に座り込んで、気持ちを落ち着けようと震える手で、ミルクティを飲み干した。






「聞いたよ、美村さん。昨日のお昼は主任に呼ばれて来られなかったらしいじゃん」

いつものお昼。いつもの4人。

今日は2種類のピザを4人で分け合って、とろけるチーズがみんなの手を汚していく。

「そうそう!奈緒、昨日の主任は何だったの?なに食べたの?おごってもらったの?」

洋ちゃんの問いかけに、チーズを一生懸命のばして切ろうとしていた私は、内心、心臓が縮み上がったけれど、これを聞かれるのは、昨日から予測していた。

私は動揺を悟られないように、できるだけ平静を装って、チーズを切りながら昨日の夜考えていたセリフをくちにする。
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