珈琲ゼリー  ~ほろ苦オフィスラブ~
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発行者:すみれ
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2010/09/16
最終更新日:2010/10/02 00:27

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珈琲ゼリー ~ほろ苦オフィスラブ~ 第4章 奈緒、舞い上がる
「うわーおいしそうキノコクリームスパ!主任の明太スパもおいしそうですねぇ」

「まだ、手つけてないから、ひとくち食べるか?」

「いいんですか?やったぁ」

「そんな欲しい欲しい光線を目から出されたら、落ち着いて食べられないからな」


主任はそう言って、困ったような笑顔を見せた。

デートだよ!

これって絶対ランチデートだよ!

主任スーツだし、私事務服だし、社内恋愛ってかんじ、満喫!




スパゲティを全部平らげ、満足しながら水を飲んでいると、主任がぼそりとつぶやいた。

「美村、この間の金曜のことだが……」

「はい?」

「いや……」

主任は気まずそうに、目をそらした。

金曜といえば、私が主任の営業に着いていって、運転手をした日だ。

主任が酔って私を抱き寄せた挙句、寝てしまって、私がこっそり携帯にその画像を納めた、あの日。

も、もしかして、こっそり写真撮ったの、ばれてた!?




「あ、あの主任」

主任が私の声に目を上げる。私は手を振りながら慌てて続けた。

「あれは、その、つい。け、消します、消去しますから」

うろたえた私の様子を見て、主任は、なせだか『やっぱりか』という表情をした。

そして、小さくため息をついた後

「いや、消さなくていい」

と、言った。
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