珈琲ゼリー  ~ほろ苦オフィスラブ~
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発行者:すみれ
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2010/09/16
最終更新日:2010/10/02 00:27

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珈琲ゼリー ~ほろ苦オフィスラブ~ 第3章 誤解のはじまり
「あんたはそうなの?」

「は?」

「春樹は、告白してきた子ととりあえず付き合ってみるの?」

「あぁ。まぁまぁ好みならね。それで、すげぇ気があうこともあるし」


そんなのって、どうなの?

好きじゃなくて、付き合えるの?

はいって言っておいて、やっぱ合わないからバイバイとか

みんなそうなの?

恋愛ってそういうもの?


「あのさ、姉ちゃん。付き合う前から、お互いが同じ思いなんて、すげぇ奇跡だよ?」

「そうだけど」

「逆だったら」

「え?」

「逆だったらどうだよ」

「逆?」

「そう。姉ちゃんがすっげえ好きな人に告白して、自分のことよくも知らないのに振られるの。付き合ったら、ずっげぇ合うかもしれないのに、その可能性も試さずに振られるの。『キミのことよく知らないけどもしかしたら、合うかも知れないから付き合おうか?』って言われるのと、どっちがいい?」



勝ち誇ったような顔で、春樹は私の顔を見てる。

私は真っ先に、主任に告白したシュチュエーションを連想した。

そりゃぁ、どっちかって言えば、付き合えるほうが嬉しい、に決まってる。

相手には、そうしてほしいよ。振る前に、ちゃんと自分のこと見てもらいたい。

たとえ、どんなに、惨めな気持ちになっても……。
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