珈琲ゼリー  ~ほろ苦オフィスラブ~
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発行者:すみれ
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2010/09/16
最終更新日:2010/10/02 00:27

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珈琲ゼリー ~ほろ苦オフィスラブ~ 第3章 誤解のはじまり
「あんたこそ、うちよりサキちゃんち行きなさいよ」

「サキんち、実家だもん。そうそう泊まれませんて」



春樹には同じ大学の彼女がいる。

高校時代から、なぜか春樹は彼女が絶えない。

それにくらべて、私は……。


「奈緒はさ、理想が高すぎるんだって。奈緒のこといいって言ってくれるヤツ、いないわけじゃないじゃん。自分のこと好きって言ってくれるヤツはことごとくダメで、そして、自分のほうを向いてない男ばっか追いかけるんだよな」

私も、缶ビールのタブを立てて、テーブルのそばにペタンと座る。

「だって、私のこと好きって言われても、私はその人のこと好きじゃないんだもん」

っていうか、春樹はなんで一番いいクッションの席にどかんと座っているのか。

ここは私の部屋で、そこは私の特等席……。

「付き合ってみなくちゃ好きになるかならないか、わかんねぇじゃん。ダメなら別れればいいし」

ビールに口をつけて思った。

春樹に彼女が耐えないのは、もしかして、告白された人みんなと、とりあえず付き合ってみてるからなのではないかと。
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