珈琲ゼリー  ~ほろ苦オフィスラブ~
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発行者:すみれ
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2010/09/16
最終更新日:2010/10/02 00:27

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珈琲ゼリー ~ほろ苦オフィスラブ~ 第3章 誤解のはじまり
窓を開けると、涼しい風が入ってきた。

9月半ばの過ごしやすい季節。晴れ渡った、青い空。アスファルトから顔を覗かせて揺れている、薄紫色の花。

なかなかの田舎に立てられた会社で、駐車場の周りは、畑になっていた。


遠くに高速道路が走っている。


静か……
平日の、こんな昼間に主任とふたりきりで会社の外にいるなんて、夢みたい……。
しかも主任の車で


「美村」

顔に手をあてたまま、主任がつぶやく。

「はい」

頬はまだ赤いまま。

「おまえ、営業のほうがあってるかもな」

「え?」


「人当たりがいい」

「そんな。雑談しかできなくて、邪魔じゃなかったですか?」

「いいや……まぁ事務ではいつも間違いばっかだが……」

「す、すみません」

「いいムードを作ってくれたよ、美村は」

「え」
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