特にソフトバンク-カリヨンでは訴訟の一歩手前までいきました。アナリスト
がレポートを送付したすべての投資家に対して釈明書を配布することで回避
されましたが。
ここで賢明な投資家の皆様に覚えておいて頂きたい言葉は、バフェットの
「株式市場のコンセンサスにいそいそと参加するなら、
とても高い代金を支払わなくてはならない」
です。
実績も能力も疑わしいアナリストの発する情報に振り回されて投資を行うこと
は、あなたの投資リターン向上には貢献せず、証券会社の手数料獲得に貢献す
るだけです。
長期的に価値を生み出す投資を行なってアーリー・リタイアメントを勝ち取り
ましょう!!
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○今週の主なコーポレートアクション
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-6/28 ガイアックス 主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120130628081218.pdf
筆頭株主の代表執行役社長上田祐司が株式を売却、保有割合が12.87%から
9.60%へと減少。
通常、インサイダーの株式売却は株式市場ではネガティブ
要因と捉えられます。
-6/28 レーサム 固定資産の売却、借入金の返済、特別損失及び繰延税金資産
の計上、並びに通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120130628081043.pdf
不動産セクターのレーサムが表参道の土地約3000平米を売却。
この土地は固定資産として計上していたので、特別損失が約37.5億円発生。
この損失により法人税、住民税及び事業税が約6.5億円減少。
さらに過年度に計上していた繰延欠損金に対して、これまでは繰延税金資産
を計上することが認められていなかったのですが、今回の売却により、
中期経営計画に対する資金的裏付けができたので、33億円計上予定。
ネットで-37.5-(-6.5)+33=2(億円)純利益が増加。
アベノミクス期待で過去1年の株価パフォーマンスが約7.5倍、5/13には
約13倍まで上げています。当該ニュースは大きなインパクトはないと
思います。