月刊武上レジまぐ版
月刊武上レジまぐ版

発行者:武上 渓
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ジャンル:エッセイ・日記

公開開始日:2014/11/09
最終更新日:2016/01/31 23:21

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月刊武上レジまぐ版 第1章 月刊武上レジまぐ版創刊
―月刊武上レジまぐ版'15 3月号
日曜にたまたま点けてあったテレビから声が流れてきた。
「いま異人を斬らねばなんとするか!」
何だろうと思って見てみると、
久坂玄瑞が吉田松蔭と手紙で激論を交わす場面だった。
大河ドラマの再放送だった訳ですがドキッとした。
愛国心に溢れる久坂玄瑞役の目と、後藤さんの横に立っていたイスラム国のテロリストの目が同じに見えたからだ。

維新から160年近くなろうと言うのに、中東の地にはイスラムの久坂玄瑞や吉田松蔭が居るらしい。
「いま異人を斬らねばなんとするか!」
と叫ぶ若者を諫め導く人は居るだろうか?
200km先からミサイルを撃たれても、対戦車ヘリのバルカンに掃射されても、武器弾薬を援助すると言う悪魔の囁きを断る西郷吉之介は居るだろうか?
内戦をさせようとするヘンリーパークスやアーネストサトウと、
それを阻止しようと駆けずり回る坂本龍馬は居るだろうか?
イスラムの久坂玄瑞にこう答えよう。
「異人は、最新式の兵器の前で君が旧式の武器でそうするのを待っている」
2015年3月2日
武上渓
10
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