彼女とコンビニエロ本とおっぱい
第3章 爆乳店員の登場
ある女性が店の中に入ってきた。身長は164cmくらいだろうか、服の盛り上がりからして大変にバストが豊満な人だとは明らか。本物のおっぱい星人ならIカップ辺りと推測するかもしれぬ。
そんな彼女、他の人と違いレジに向かって「おはようございます」と言った。そして店の奥へと進んでいった。
佐藤由利なんて名前の彼女、ロッカーの前に立つと、仕事を終えてやってきた仲間と一緒に着替え始める。
クッと上着を脱いだ白いブラジャーのフルカップは、彼女の持っている左右のバストが悶絶レベルに豊満だと証明。その谷間を見れば、誰が何をどう疑えばいいというのだろう。隣の仲間は、それを見たかったとばかりに覗き込んで茶化す。
「佐藤さん、何カップでしたっけ?」
「愛なるIカップよ、なんてね」
アハハと笑い、手の平を柔らかい谷間に当てて見せる。在籍する店員で一番バストが豊かな人。他の女子店員達は、スゴ過ぎて揶揄する気にもなれないとする。
「あ、いや佐藤さん。それで一つお願いがあるんです」
私服になっていく女性、店の中に困った男の子がいると話を始めた。
それによれば男子は小学生くらいで、エロ本を見入って動かないらしい。オナニーしている可能性があるとかなんとか。
「別にいいじゃない、小学生の男の子はエロ本に開眼しても普通」
と、さっぱりした発言。しかし隣の店員が許してくれなかった。
「巨乳とか爆乳専門のエロ本を見入ってるのが許せないのですよ。そういうの教育上よろしくないでしょう? 女の魅力はバストだけじゃありません。それを教えなきゃいけない、違いますか?」
なんか嫌な雰囲気が出てきそうだなと、由利は予見したので気持ちよく引き受けてやった。その少年からエロ本を取り上げる役目を背負う。
「やれやれ、男の子っていうのは可愛いもんだねぇ」
制服になった由利が更衣室を後にして店内へと向かっていく。
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