彼女とコンビニエロ本とおっぱい
第2章 まったりと旅立つ時間
赤い三角ビキニで、両腕を広げその胸に誘っているセクシーアイドル。おっぱいが大きい妖精のよう。
(……)
もし今自分が18歳だったら、こんな彼女がいたら、勉強中の健はどんどん不謹慎な思いに駆られていく。
セクシーアイドルの水着コーナーだけで、もう地球を何周もしたような疲労。これは多分に男にしか分からない心地よい疲れ。
(……)
次。これを捲って始まるのはセクシーアイドルじゃない、AVだ。ブラ姿、裸、乳揉み、セックス、パイズリその他モロモロ。
意気込んで捲った。
(うぉ!)
ついに壮大な勉強の始まり。頭の中で鐘が鳴り響く、天使が頭の上を飛んでいる。そして下半身には魔物がまとわりつく。コンビニでエロ本を立ち読みしてオナニーは冒険、でもやりたくなる誘惑。
(はぁ……す、すごい……)
IカップとかいうAVギャルがシャワーを浴びている姿。なんと凄いバストだろう。柔らかそうなそれは巨大な弾丸。しかし美しい。触ってみたい、手を伸ばしてギュッと掴んでみたい。
エロ本に入り込んでいく。どんどん深入りしていく。
重そう、柔らかそう、そう思うだけで済まないのが男子。
「……」
ふと、自責しながらまた思った。なつこが裸になったら、なつこのおっぱいはどういう形なんだろうという事。もしかしてこんな形なのかなぁと、エロ本の裸体を参考にしながら妄想を混ぜる。
まるでビーナスのイタズラ。
100cm以上とかいう女性が、その美しく豊満で柔らかそうなバストをギュッと掴まれ細い目をしている姿は強烈にして切ない。
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