彼女とコンビニエロ本とおっぱい
第2章 まったりと旅立つ時間
来た、ついに女性が立ち去る姿、やっと健の出番だ。
さりげなく雑誌コーナーに立ち寄ると、どうしても、悲しい性質なのかキョロキョロしてからお目当ての立派な本を手にする。
ずっしりと重たく、表紙を見ただけで全身の細胞が活気付く。
まずはセクシーアイドルから始まる。この本は巨乳と爆乳だけを扱う雑誌なのでFカップ以下は切り捨てで、Fから上にランクわけという丁寧な配列が成されていた。
セクシーアイドルのビキニ姿。まだ始まったばかりなのに、赤い三角ビキニのFカップに全てを抱かれて熱い。色っぽくて、でもどこか拒絶されているようにも感じてしまう。
(す、すげ~、なにこのボリュームとか谷間!)
圧倒的なボリュームの三角ビキニと、そこで呼吸してみたいと思う深々な谷間。黒いビキニが何とも言い難い色香のミサイル。
何かが撃ち抜かれた。
健はドキドキしながら考える。ちょっと悪いなと思いつつ、このFカップの人は、幼馴染みの巨乳少女なつこより凄いなって。
なつこのあの豊満で柔らかいバスト、サイズがDカップとか教えてもらってないから知らない。でも立派にすごい巨乳でいつもドキドキして見つめるのが仕事。
されども今、本に映るJカップなんてサイズのビキニ姿に全てを取られた。なつこの事をそっちのけにして、Jカップの谷間に食い入るように目線を向け鼻息が乱れてくる。
(Jカップって……)
衝撃のビキニ姿、激しく揺れるのであろうボリューム。
(お、おっぱい105cmとかこんなに凄いのか……)
着々と大人になるための勉強が進んでいる。
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