カミさんと私
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発行者:ほうきゅう
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ジャンル:エッセイ・日記

公開開始日:2014/09/28
最終更新日:2015/01/09 00:22

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カミさんと私 第45章 娘の結婚式
式の後の全員での記念撮影には竜も参加。
ぐずっていても撮影が始まればカメラ目線だったようで、
皆の称賛を浴びていました。
普段から娘がカメラに慣らしていた賜物なのでしょう。

そして披露宴は場所を移して貸切のハウスで、
一日ひと組だけらしいので、
他の花嫁さんなどを見かける事は有りません。

綿帽子を取った娘が新郎と並んで入場。
早くも目頭が滲んで来たのを上の娘に見られ、
「え~、もうなの」と笑われました。

娘達の考えで上司なども呼ばず、仲人も立てませんから、
司会者の進行で、自分たちの挨拶から始まりました。
ですから、気楽に勝手に酒盛り状態。

上の娘の時は教会でしたから、
いきなり大役が有りましたから、
酔う訳にもいかなかったのですが、
最初からチャンポンでビール、ワイン焼酎など、
注がれるままにご機嫌に受けていました。
新郎側の親戚の方々にもお酌をして廻り、
それなりに父親らしく娘の事をお願いしながらおしゃべり、
根がまめですから腰は軽い。
そんな時、掛りから案内の誘い。
お色直しをした娘と入場との事、
結局は娘と腕を組んで、冷やかしに合いながら進行。
新郎の仲間からは「親父~、泣くな~」の声援。
漸くに解放されて席に戻ると、
上の娘も自分の時の事を思い出したのでしょうが泣いていました。

式は進み、3階から2階に席を変えてデザートタイム。
そして娘からの挨拶。
「私が変な男につけられた時、連絡を受けるなり、
サンダルばきでダッシュして来たお父さん、
帰り道、組んで歩いた貴方の腕に安心をした」などと聞かされた時は、
何度目かの号泣、
目が合った姉は「まったく、も~」などの顔をしていました。

本来ならカミさんが準主役を受けもつべきだったのですが、
「楽しませて貰った」と一事言ってもらって助かりました。

あっと言う間に時間は過ぎ、我が家に帰り着いたのは8時過ぎ、
約12時間、カミさんも頑張りました。
流石に疲れたらしく、
今朝も遅くまで寝ていました。

癌が判った時、
「○○の結婚式、孫の顔も見たかった」と言ったカミさんの希望が、
二つ共に叶った。
それが何とも嬉しいです。

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