カミさんと私
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ジャンル:エッセイ・日記

公開開始日:2014/09/28
最終更新日:2015/01/09 00:22

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カミさんと私 第32章 若君参上 2012 12.8
 夜中の1時過ぎ、居間で寝て居る私の耳に娘の呻き声が、
「う~ん、タクシーを呼んで」と娘。
予定日より10日も遅れていましたので、
来週には入院して出産する事になっていたのですが、
漸くに陣痛が来たようです。
私もルームウエアーの上にダウンなどを重ね着して、
荷物を持ってタクシーに同乗。
娘は呻きながらも携帯で旦那に連絡をとり、
取り敢えずの待機を指示。
時代が変わったのね。

よく我慢したらしく、病院到着後は即入院して出産準備に入ったようです。
私は居ても仕方が無いので、自宅待機、
さすがに寝られない時間を過ごしました。
朝、カミさんが起き出して来たので、事情を説明。
カミさんとしては直ぐにも駆けつけたかったようですが、
連絡を待つことにして、こちらも待機。

そして9時過ぎに私の携帯が鳴り、無事に出産との連絡が入りました。

面会は2時過ぎでないと家族でも出来ないとの事でしたので、
待ちかねたように、先ほど見てきました。


お手伝いの方などが、
「綺麗な赤ちゃんですよ」と社交辞令で言ってくれましたが、
思わず「ほんとですね」と言いそうになってしまいました。

それ程の爺馬鹿にはならないと思っていたのですが、
毎日、見に行くことになりそうです。

覚束ない歩みでベビールームまで辿りついたカミさんが、
ガラス越しに食い入るように見入っている姿を見ながら、
間に合って良かったと、
すべてに感謝したい気持ちになりました。
有難い事です。
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