カミさんと私
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ジャンル:エッセイ・日記

公開開始日:2014/09/28
最終更新日:2015/01/09 00:22

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カミさんと私 第13章 矛盾する気持ち

 カミさんが、
「普通にして欲しい」とぽつりと一言。

自分の生が有限である事は判っていても、
改めて、思い知らされるのは辛いのでしょう。
私が一日中、側のいるのは嬉しいらしいが、
それは余りに普段と違うと感じるようです。

私も不用意に自分が一人になる事などを口にしてしまい、
カミさんのはっとした顔に気づく事があります。

そのくせ、料理を教え込もうと今日も夕方から特訓、
スポーツ紙に載っていた料理に挑戦させられました。
中華風の料理は下準備が手間で大変でしたが、
上手く出来たようで納得して二人で美味しく食べました。
矛盾している行動のようですが、
私がいずれ一人になる事は判っていても、
自分が居なくなる事は理解したくはないのでしょう。

私もどのように接するべきか、
まだ判っていないのが現状です。
ウィッグに関してもレンタルが有るらしく、
「初期費用などが割高でも月単位であるからそっちの方が良いかな」
などと私が言ってしまった時も哀しそう顔をしていました。
段々と手詰まりになって行くようで、
私自身も精神的に限界が近づいて来ている感じがします。
もう少し、しっかりしないといけないようです。

(この頃から精神的にも追い込まれて来ました。)


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