キャバ嬢ケイ
キャバ嬢ケイ
完結アフィリエイトOK
発行者:明日の風
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛

公開開始日:2014/06/18
最終更新日:---

アフィリエイトする
マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
キャバ嬢ケイ 第32章 開き直った
開き直った。


その夜、コウジは早めに帰ってきた。

あきらかに疲れた顔をしていた。

話し合いをするものだと思ってたけど

コウジは何事もなかったかのように

シャワーを浴び、

テレビを見て先に寝てしまった。

機嫌が悪いわけでもなく、疲れているだけという感じで

私は拍子抜けした。

次の日、コウジに店に呼ばれた。

お茶だから助けてほしいと。

店に行くのは勇気がいる。

あんなことをしてしまった。

ヘルプに合わせる顔がない。

それを伝えると

「だれも気にしてないよ。そんなのよくあることだし、

俺が悪かったんだし」

と言った。

コウジ、ごめんね。。。

と本気で思った。

店に行ったら何事もなかったように接してくるキャストと

「ケイちゃんやらかしたねー」

と笑いにかえてくれるキャストがいた。

どちらかというと後者のほうが助かった。


その日の夜、コウジのスマホをもう一度見た。

客からなんてきて、コウジはなんて返しているのだろう。

気になったのだ。
67
最初 前へ 64656667686970 次へ 最後
ページへ 
TOP