小説「新・ヒトツノヒ」完全版 第一部 「沙羅と純の革命闘争編」
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発行者:銀河の薔薇
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ジャンル:恋愛
シリーズ:小説「新・ヒトツノヒ」完全版

公開開始日:2014/06/04
最終更新日:---

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小説「新・ヒトツノヒ」完全版 第一部 「沙羅と純の革命闘争編」 第5章 第4章 北国の短い真夏


西H駅前の喫茶店「ハッシャバイ」
店に入ると沙羅は、ワインと軽い食事を注文した。
沙羅は珍しくタバコを吸っていた。

「中村君、あたしはあなたの瞳が大好きよ・・・。
あなたの瞳は、何かに飢えている・・・。
正義感に燃えている瞳をしているわ・・・」

沙羅はこの前のように中村の眼をほめた。
そして、中村に赤ワインを注いだ。
ワインを初めて飲む中村はたった一口で酔いが回った。
しかし、沙羅は中村のグラスをワインで満たし続けた。
赤ワイン一本が空になった。

沙羅は入党勧誘の話はもうしなかった。
二人は恋人たちのように他愛もない話をし、赤ワイン一本が空になった。


もう夜遅い時間になっていた。

店の電話を借り、M集団アジトになにやら電話していた沙羅が席に戻ってくる。

「中村君、帰りましょう・・・。もう11時だわ・・・」
眠りかけていた中村をやさしく起こす沙羅。

「あ、ああ・・・。もうそんな時間か・・・」

「大丈夫?? あたし、部屋まで送っていくわ・・・」

酒に酔った中村は、これから部屋で起こる事態を全く予想できていなかった。
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