小説「新・ヒトツノヒ」完全版 第一部 「沙羅と純の革命闘争編」
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ジャンル:恋愛
シリーズ:小説「新・ヒトツノヒ」完全版

公開開始日:2014/06/04
最終更新日:---

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小説「新・ヒトツノヒ」完全版 第一部 「沙羅と純の革命闘争編」 第5章 第4章 北国の短い真夏


1983年8月15日 月曜日

「8・15白竜党全国集会」

中村にとっては訳の判らない経験であった・・・。

この集会で、中村はいろいろな「白竜党」の実態なるものを知った。

M学生集団の母体は、「白竜党」という、何やら代々木党に反対することを生きがいとしているミニ政党である事。
その「白竜党」の責任者らしき老人は、蒔田竜といって、北国H市でM学生集団を立ち上げ、学生指導をしていた元教師である事。
そして、M学生集団の影のリーダーは、この蒔田竜の長男にあたるH大学医学部の竜一である事。

また、蒔田は、教職を辞めて、十数名の腹心の幹部を引き連れ、2,3年前から東京に活動拠点を移している事。
北海道、宮城、埼玉、神奈川、名古屋、大阪、福岡の主要都市に拠点を拡大し、カンボジア難民救援のポルポト支援の募金活動をおこなっている事。
そして、10代20代の若者を中心に、急激に党員拡大している事で、警察公安にもマークされている事など・・・。


そういえば、中村は思い出した。

高校時代に京都の街頭で、彼ららしい団体を見かけた事をである。

昨年、中村が高校3年の時であった。
名前の聞いた事のない政党が、街頭でカンボジア難民救援募金活動をやっているのを数回見かけたのであった。
友人の話では、署名に名前を書くと、「竜の会」という名前の怪しい会に誘われるので、気をつけた方がいいとの事であった。
ボロアパートで若者数名で共同生活をしていて、怪しい歌や踊りをやっているそうである。
実際に、彼らの会に誘われ、党員にさせられた高校生もいるとの話であった。


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