小説「新・ヒトツノヒ」完全版 第一部 「沙羅と純の革命闘争編」
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発行者:銀河の薔薇
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ジャンル:恋愛
シリーズ:小説「新・ヒトツノヒ」完全版

公開開始日:2014/06/04
最終更新日:---

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小説「新・ヒトツノヒ」完全版 第一部 「沙羅と純の革命闘争編」 第5章 第4章 北国の短い真夏
「それだけじゃないわ!!
1週間後の来週月曜日、東京で集会があるの・・・。
夜行バスを借り切って、みんなで行くの・・・。
費用はたったの一万円よ。
全国の仲間に会えるいいチャンスよ!! この前話した蒔田竜さんにも会えるわ!!」

沙羅はバッグから、1枚のビラをテーブルに置いた。

「8・15白竜党全国集会 銀河座大衆劇場~青年の心よ、よみがえれ!!」

「これは面白そうだな・・・沙羅さんも行くんだったら考えておくよ!!」
ビラを読みながら頷く中村。

「ありがとう!! ではまた連絡するわ・・・。この部屋の電話番号を教えて・・・」

沙羅に電話番号を教える中村。
訊いた電話番号を小さな手帳に記すと、沙羅はか細い手を差し出して、中村の手を握った。

「じゃあね・・・」

そして、振り向かずに沙羅は部屋を出ていった。

沙羅を見送る中村。
麦藁帽子の沙羅がだんだん小さくなっていく。
青いスカートの裾が風にかすかに揺れていた。
しかし、沙羅のある「真意」を中村が知るのは、それから後のことであった・・・。
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