万華鏡の様な私
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発行者:花園麗羽(はなぞのうるは)
価格:章別決済
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ジャンル:ファンタジー

公開開始日:2014/05/11
最終更新日:2014/05/11 18:17

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万華鏡の様な私 第1章 姫の時間
時代は混乱し天変地異と怪奇現象が次々と起こった。双子の見下ろすビルの隙間にいきなり巨大な幼虫が姿を表し七色のサイケデリックな巨大きな粉まみれあんこ餅級のキノコをむしゃむしゃとたべ巨大な蛹になり巨大なオオミズアオになり燐扮を撒き散らしながら1万匹が空を覆った。燃えさかる戦場の炎が二色とオオミズアオを神々しく照らしていた。二色の無き母はこれを恐れていたのだ。双子はオオミズアオを操り空を覆い尽くし酒と蜜を吸いながらケタケタと笑った。地上を戦火に染めたのも双子の霊力だった。双子は蝶を絶滅させた人間を憎み蝶の世界を造りたかったのだ。双子は歌い始めた。それに連鎖されオオミズアオと彼女たちの周りの二色が舞い踊った。その時来てー!という悲鳴のような女の声が聴こえた。見下ろすと髪を真っ白に染めたひとりの美しい女が両腕を天に翳して涙していた。双子のもうひとりの母親だった。彼女の下半身は幼虫で家中が繭で覆われていた。彼女は蛹になる途中だった。母親は双子を抱きしめこう言った。貴女たちも神なのですよ。私もまた神でこの時を待っていました。儀式を始めましょう。それは双子の交尾であり後継者の作製だった。双子の蝶の子供は両羽が黄色と黒色の揚羽蝶だった。姫の子供が産まれたとき、いつもの朝が来た。ご飯よ起きなさい。はぁい。なんだ夢か。彼女の枕元にひとりの二色の羽をもつ揚羽蝶が眠っていた。                                            
完     

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